2017年09月05日

ヴァルジュモンの子供たちの午後

 印象派を代表する大画家ピエール=オーギュスト・ルノワールの枯渇時代を象徴する作品のひとつ『ヴァルジュモンの子供たちの午後』。本作は以前は大使館の書記官を務めていた裕福な銀行家ポール・ベラール氏の3人の娘が、夏に同氏のノルマンディー地方の英国海峡に面するワルジュモンにある別荘へ滞在していた時に制作された作品である。

 画面右側では赤色の細かい模様が入った白色の衣服を身に着けた長女マルトが椅子に腰掛け縫い物をしており、傍らには三女リュシーが人形を抱きながら観る者と視線を交わらすようにこちらを向いている(長女マルト縫い物は人形の衣服を想像させる)。一方、画面左側には次女マルグリット(マルゴ)がソファーに座りながら本を読んでいる姿が描かれており、次女マルゴと三女リュシーは上品かつ清潔な青い衣服を身に着けている。



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